アルバイトや中途採用は、「求人広告媒体の選定」が採用成功の肝になりますが、 新卒採用は、事前の検討、計画すべき事項が多く、それらの社内統一、ベクトル共有が必須となり、 「準備8割、実践2割」と言われる所以です。
戦略で露見した懸案事項を各プロジェクトに分類し、それぞれの完成形を共有、ゴールを設定します。 採用スケジュール、人物像、母集団形成、ツール制作、予算配分、人員配置…といったプロジェクトがそれに当たります。 それぞれのプロジェクトが「点」ではなく「線」で繋がるようにします。
各プロジェクトを「5W1H」に基づき、いつ、誰が、どこで、何を…というように、 より具体的なアクションプランに落とし込みます。また、商材購入や制作物の発注も行います。
採用コンサルティング料金(期間:採用年度に準ずる)・・・600,000円
※2年目以降の継続コンサル料金・・・300,000円
昨今の就職市場をけん引しているのが、リクルート社の「リクナビ」と、マイナビ社の「マイナビ」。 例年、それぞれ3万社が掲載されており、登録学生数も70万人超と就活生の大半を網羅するメジャーサイトです。
就職サイトは、「基本情報」「採用情報」で構成され、任意でオプション機能を追加します。 尚、オプション機能は、「発見系」と「動機形成系」に分類でき、 前者は「如何にして、自社を表示(検索でヒット)させるか?」、後者は「志望動機醸成」に効果を発揮します。
企業合同説明会が、通年掲載される就職サイトと大きく異なるのは、1日単位の商材と言う点で、 就職サイトのサブ的な位置づけで利用されています。
しかしながら、直接学生と接触できることから、就職サイトで埋もれがちな知名度の低い業界や ベンチャー・中小企業、地域性を重視する地方企業に根強い人気があります。
尚、リクルート社とマイナビ社以外にも、国の公的機関や地方新聞社が開催する地場の説明会、 通常とは真逆の人事担当者が学生ブースを訪問する「逆求人」と言われるユニークなイベントも存在します。
大切なのは、 上記を全て揃えることではなく、「MUST」アイテムと、「WANT」アイテムに分類し、 「どのツールで何を伝えるか?」を明確にすることです。
尚、採用人材のペルソナの設定は、制作ツールのデザインや体裁を決める際に重要となりますので、必ず行います。
企業が伝えたい事と学生が知りたい事は、必ずしも一致してるとは言えません。
例えば、会社説明会動画だと、NHKの教育テレビのような 「説明」を主体とするコンテンツよりも、BGMと回想シーンを適度にシンクロさせた、 「プロジェクトX」や「カンブリア宮殿」的なコンテンツに人気があります。
尚、過度なプロモーションは、無用なコストを生むだけでなく、採用のミスマッチ、 早期離職に直結することにもなるので、注意が必要です。
学生が知りたい事とは、等身大の企業内情で、具体的には、 企業理念やビジョン等「企業の価値観」、仕事内容を含む「会社の雰囲気」です。 対して、企業が伝えたい事(現状伝えている事)は、企業データ、募集要項、社長挨拶だったりと、 両者に乖離が見られます。 この乖離を埋める作業が私たちの役目となり、 ① 何で(入社案内or採用ホームページ?) ② どうやって(先輩メッセージor図解やグラフ?) ③ いつ(就職サイトオープン時or会社説明会時?) これらをお客様のご希望とすり合わせつつ最善の方法をご提案致します。