【求人広告ライターのススメ2】求人広告ライターは実際どんな仕事をするの?

前回の記事で求人広告ライターの簡単な説明をいたしましたが、 今回はより具体的な実態をご紹介していきたいと思います!

求人広告ライターの入社後の流れについてですが、まずは研修から入ります。

最初のうちは仕事で扱う求人媒体(サイト)の特性などの説明・座学を受けるはずです。
求人媒体と言っても様々な種類があり、それぞれのサービスごとにユーザー層は大きく異なります。

アルバイト求人ばかりが集まるもの・正社員や契約社員の求人が集まるもの・
女性向けの求人が集まるもの・主婦(夫)向けの求人が集まるもの…など、
「求人サイト」という枠が同じでも、その内容は千差万別。

一つの求人媒体が扱えれば他も同様に扱えるわけではありません。

管理画面がそれぞれ違うのはもちろん、広告スペースや媒体の規定、 ユーザーの志向も一つとして同じものはありません。 まずは各求人媒体のことを良く知り、続いて管理画面の操作方法を覚え、その上でやっと原稿作りが始まります。

といってもいきなりサイズの大きな求人を作るのは無理。

最初のうちは簡単な修正作業や、 比較的文字数やスペースの少ない「アルバイト媒体」の作成で経験を積んでいくことになります。 将来的には全体で2,000文字程度の中途媒体も作れるようになるでしょう。

では求人広告を作るうえで最も気を付けるべき点は何か。

それは「自己満足にならないこと」です。求人広告の最終的なターゲットはメーカーでも、 掲載元となる企業でもなく、媒体を利用する転職者=エンドユーザーです。 その方たちが求めていることは何か?それ[面白い表現]や[魅せる文章]ではなく、 明確で簡潔な【情報】です。

インフルエンサーやブロガー、作家などであれば自身の個性を存分に発揮することで、 フォロワーの増加を狙うことができます。ですが求人広告ライターは適度に個性を封印し、 “黒子”として企業の魅力やメリットを的確に伝えていく必要があります。

限られた広告スペースを無駄にせず、どうやってダイレクトに魅力を伝えるか

サイトに登録しているユーザーが最も知りたい情報は何か

限られた広告スペースを無駄にせず、どうやってダイレクトに魅力を伝えるか

こうした論理的思考を持って原稿を構成していくことがこの仕事のカギ。 ライターと聞くと文系の仕事と思われるかもしれませんが、実際は理系の方にも十分適性がある仕事なんです。

私自身この仕事を始めた当初、小説が好きだったことから表現を工夫したり、 余韻を持たせた文章を記載していましたが、その多くで効果が出ませんでした…。

考えてみてください、今すぐ転職したい状態で「小説のような長ったらしい文章」や「ロマンあふれる表現」を読みたいと思いますか?

そんなものよりも「どれだけ休めて・給料がどれぐらいで・どんな待遇があって・一番の魅力は何なのか」を知りたいはずです。 最低限の文章力は求められますが、それ以上に情報やワードを取捨選択する的確な判断力が重要と言えるでしょう。

「色々あるのはわかったけど、求人広告ライターって結局将来性あるの?」

と思われた方、次回は求人広告ライターになると磨かれるスキルや能力をご紹介します。 果たしてその先にどんなキャリアが広がっているのか…次回もお楽しみに!

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