【なぜ人は会社を辞めるのか?】退職者が続出する原因はココにあった!

本日は会社を経営する方が目をそむけたくなる“社員の離職率”についてのお話です。
皆さまは令和2年度の離職率の平均をご存知でしょうか?厚生労働省の調べによると、 全体の数値としては14.2%。その中で一般労働者が占める割合は10.7%となっており、 男性の平均は12.5%、女性の平均は17.1%となっています。

もちろん職種や業界によって大きく差はありますが、平均である14.2%の数値で考えると 「28名の中小企業から4名が退職する」ぐらい。個人的には割と多い人数かなと感じました。

と、平均値の話をしましたが会社にとって一番良いのは「誰も辞めない事」ですよね。
ここからが本題となりますが、なぜ退職者が出るのかを考えた際、皆さまはパっと理由を想像できますでしょうか。
下記に事例を記載していきますが、非常にわかりやすいものもあれば「そんなことで!?」 という内容もあります。

肝心なのは経営層が“自分の価値観だけで判断しない事”。
人事担当や相談役など、 会社の人材をフォローするメンバーが居るだけでも退職率は大きく違ってきます。 退職者は多くの場合、退職に関する本当の理由は言いません。

なぜなら「後腐れなく円満にさっさと退社したいから」。経営層は事が起きてからではなく、 普段から退職の予防線を張っておくことが重要です。

理由①劣悪な労働環境

これは非常にわかりやすいですが、残業や休日出勤が多かったり、持ち帰り仕事が発生するなど、 社員の私生活を顧みない業務形態は早期の離職に繋がります。

「俺が若かったころはもっとひどかった…」 という武勇伝なんて話された日には即転職を決意します。

理由②会社に将来性がない

会社の業績が悪く、給与が上がらなかったり、その場しのぎの事業の場合、 働くスタッフは不信感や不満を覚えます。「手遅れになる前に」 と転職に踏み切るケースも多いです。

不況の煽りが原因となるケースも多く、日々の事業の見直しがカギとなります。

理由➂評価基準が曖昧

頑張っているのに評価が貰えなかったり、楽な仕事の同僚の方が給与が高かったりすると、 納得いかずに転職に踏み切ります。経営層が個々の仕事を把握していない会社に多いです。

「こうしたら昇給」などの明確な基準があれば防止に繋がるでしょう。

理由➃仕事を任せすぎている

優秀な方ほど多い理由がコレです。周囲に何かと頼られ、気付けば仕事量が増加。 でも給与や待遇はほとんど変わらない…。こうなるとより良い条件の会社に転職するのは道理です。

現場⇒マネージャーになった方が突然転職した場合、これが理由かもしれません。

理由⑤仕事がつまらなくなった

勤務年数が多い人がよく陥るケースです。同じ仕事を繰り返す中でふと 「別の仕事にチャレンジしたい」という想いが湧きます。ジョブチェンジなどができる企業なら良いですが、 そうでない場合は仕事に飽きさせない会社側の工夫が必要かもしれません。

まとめ

以上の5つをご紹介しました。
いずれの理由も原因となる主な要素は【上層部と社員の認識の違い】です。 退職者が出た際に「うちはホワイトなのになんで?」「俺はちゃんとやってた」「また人採ればいいや」などの考えが まず頭に浮かんだ経営者様は要注意! 自分一人ではなく、フラットな認識を持った数名の協力のもと、 会社全体に目を光らせることが離職者を増やさない最も効果的な対策です。

アルバイト・パートの新規スタッフ募集・採用は
バイトルトップパートナー池袋トレンドイノベーションまでご相談ください。