芸術や史学・考古学など、興味のある分野に関わりながら仕事をしていきたいと考える方は多くいるでしょう。
美術館・博物館・図書館それぞれには学芸員や司書と呼ばれる専門のスタッフが従事しており、人気の職種に位置付けられています。
しかし、その仕事内容は外から見ているだけではあまりわかりません。仕事内容をきちんと把握した上で目指すことが大切です。
例えば学芸員の場合、受付や展示室での巡視が主な仕事のように感じますが、実際は美術館内の資料整理や様々な書類整理など、デスクワークが主な仕事です。
一日中パソコンの前で業務することも珍しくありません。展示室に入ることは稀な仕事と認識してもよいでしょう。
また、学芸員資格は、博物館学と呼ばれる中に位置づけられており、職場は美術館の他、博物館なども範囲となります。
自分は西洋美術が好きだから、といっても勤務先は考古学専門の博物館になる、という場合もあるでしょう。
ある程度自分の好きな分野にしぼると、仕事としては狭き門となるでしょう。
美術や芸術が好き!というひとつの側面の他に、単調な事務作業や膨大な書類整理にも邁進できる精神力や体力・気力も重要なポイントとなってきます。
アートに触れながら仕事がしたいということであれば、美術館以外にも様々な仕事がありますし、
本が好きということであれば図書館でなくとも出版社や編集者・書店員などの途もあるでしょう。
また、学芸員志望者は案件数よりも多く、実際のところはコネや引き合いなどが必要となってくる場合がほとんどです。ある程度、環境や運も重要となってきます。また、希望の職場に無事採用された後も、近年の不況のあおりを受け公営美術館や博物館のほとんどはアルバイトや派遣社員で労働を賄っているのが実情です。将来的なキャリアアップを目指すこともなかなか難しいのが現実です。
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